初の一般質問

ずいぶん長い間、ブログの更新をサボってしまいました。申し訳ありません。

6月29日に、議員になって最初の本会議(平成27年第2回定例会)が閉会しました。
6月11日には、初めて一般質問に立ちました。質疑の方法には、議長に背を向け議員の雛壇に向かって壇上に立つ「従来式」と、市長はじめ執行部に向かって立つ「対面式」とがあります。私は対面式を選びました。対面式なら一問一答方式で持ち時間内であれば何回でも質問を行えますし、答弁を行う執行部と向かい合った方が話しやすいと思ったからですが、いやあ、緊張しました。

市議会の模様は、議会のホームページでアーカイブを見ることができます。私も自分の映像を見てみましたが、滑舌が悪い、声が聞き取りにくい、迫力がない、表現力に乏しい……。悪いところしか目につきません。うまくできたとは思いませんでしたが、ここまでひどいとは。激しく落ち込みました。が、終わってしまったことを悔やんでいても仕方ありません。次回の反省材料とすることとして、質問内容についてご報告します。

最初の一般質問は動物行政一本でいこうと、以前から決めていました。まず、執行部が動物愛護をどのように位置付けているのかを問いました。とはいっても、そのままでは抽象的すぎるので、動物愛護指導センターの役割、機能をどのように考えているかということと、センターの印刷物に掲げられている、「人と動物がなかよく共生できるまち」とは具体的に、どんな「まち」を想定しているのかを質問しました。というのも、保健所の方と話していて、その姿勢があまりにも受動的=苦情処理に重きを置いているように感じられたからです。果たして、執行部の答弁は、あくまでも「人」を中心に据えたものでした。「人と動物がなかよく共生できるまち」とは、「動物が好きな人、嫌いな人、関心がない人が、それぞれの立場を理解し、受け入れることができるまち」だというのです。これでは、「様々な人が共生できるまち」であって「人と動物が共生できるまち」ではありません。市の基本計画の冊子でも、「動物愛護」という言葉が登場するのは、「清潔で安全な暮らしの実現」の項目のみです。まるで動物が、「清潔で安全な暮らし」を妨げる存在であるかのようです。もちろん、人が大事です。そのことは否定しません。しかし、動物愛護管理法に謳われている本来の動物愛護の精神(動物を愛護する気風を招来し、生命尊重、友愛及び平和の情操の涵養に資する)を忘れないでいただきたいと思います。そのことは一般質問の中でも、市長はじめ執行部の皆さんにお願いしました。

次に、地域猫活動の現状について質問しました。今年4月、地域猫活動登録団体の登録要件が変更になり、活動場所の土地所有者と町会や自治会の同意書をもらい、管理する猫のリストと写真を添えて申し込まなくてはならなくなりました。活動を始めた後は報告書の提出も義務付けられています。これほどハードルを高くしてしまっては、地域猫活動に携わる人はなかなか増えないどころか、いま活動している方の中には登録を断念せざるを得ない人も出てくるのではないかと懸念されます。一方で、いま市内には、地域猫活動が行われていない住宅地がたくさんあります。加えて、三番瀬海浜公園や海老川沿いの遊歩道などの非居住地域に棲息する野良猫も対象外となっています。市もこうした現状は認識していますが、対策を講じてはいません。

海浜公園の猫。堤防の石の下に隠れて暮らしているようです。

海浜公園の猫。堤防の石の下に隠れて暮らしているようです。

こうした現状を鑑みるに、私はいまの地域猫活動を唯一の助成対象とし続けるのは賢明な方法ではないと感じています。地域猫活動を否定するつもりは毛頭ありません。すばらしい活動だと思います。しかし、近隣の住民に迷惑がかからないようルールを守りながら餌やりだけをしている人や、TNR(T=Trap: 猫を保護し、N=Neuter: 不妊去勢手術を受けさせ、R=Return: もといた場所に帰してあげる)を中心に活動している人も、地域猫活動と同じ目的をもった立派な活動家ですから、そうした人たちも市からサポートを受けられるような、もっと緩やかな態勢で臨んだ方が、効果的かつ効率的な野良猫対策ができるのではないでしょうか。

皆さんはどう思われますか?ぜひご意見をお聞かせください。私ももっと多くの関係者の皆さんのお話をうかがい、殺処分のない「船橋モデル」を考え、実現していきたいと思います。