真の国際人とは

従軍慰安婦問題が虚偽であることを、ケント・ギルバート氏が以下のリンク先の記事で論旨明快に説明してくれています。

http://ironna.jp/article/1173

もちろん私は、この問題について朝日新聞がねつ造記事を認めたことは知っていました。しかし、マイケル・ヨンという米国人ジャーナリストが、IWG(Nazi War Crimes & Japanese Imperial Government Records Interagency Working Group)の調査に基づいて、日本軍が20万人の慰安婦を強制連行したという説には根拠がないと一刀両断にしたことも、それを取り上げた産経新聞の記事のことも、恥ずかしながら知りませんでした。(ただし私は、憲法第9条を米国による日本への制裁だとするギルバート氏の見方に与するものではありません。)

従軍慰安婦問題もさることながら、私が思わず膝を打ったのは、ギルバート氏の記事の次の一説でした。(以下引用)

日本人は「国際人」という言葉に対する認識を改めて考えるべきだと思います。多くの日本人は世界を股に掛けて活躍し、国際情勢を熟知する人が「国際人」だと考えがちです。

でもそれは違います。世界を知ることも大事ですが、それは一要素に過ぎません。自国の文化や歴史、国民性なども熟知している必要があるのです。
(引用終わり)

外国語は流暢ながら自国の文化や歴史をさほど知らない人と、たどたどしい言葉でもそれをきちんと語れる人とでは、絶対的に後者の方が海外で信頼と尊敬を得られます。私は米・仏の出版社で通算20年以上働いた経験から、それを確信しています。船橋は教育先進市として国際人を育てる教育を推進すべきだと私は訴えていますが、そのためには、語学だけではなく日本の文化、芸術、国土の多様性と美しさなどを学ぶ機会を充実させなくてはなりません。

もうひとつ、globalization(グローバライゼーション=地球化)という言葉が初めて誕生したころ、タイム誌は、地球化が進むと人々の間に異なる文化や宗教に対する敬意が生まれるだろうと予測しました。残念ながらいまの世界を見ると、このタイム誌の予測が当たったとは言えませんが、異文化・宗教に対する敬意を失わないこと。これも国際人の要件だと思います。

TIME endangered earth